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Q2.校内で録画するのは、よい練習方法でしょうか?
(保護者の質問)
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(エリザ・シポンブラム博士の回答)
声を録音してそれを再生すれば、自分の声を人に聞かせることができますから、これは有効な方法です! 多くの緘黙児は、他人に声を人に聞かれることが恐ろしく苦痛を感じるため、正しい方向へと向かうステップとしてよいと思います。
ただし、この方法はコミュニケーション力を伸ばす治療計画の一環として、娘さんが楽しんでやれること(録音することを嫌がらないこと)が必要です。例えば、あなたや担任と1対1の時に、録ったテープを再生しながらテープ通りに口の形をします。それから、子どもは口を動かしながら、再生ボタンをつけたり消したりして、その声がテープなのか今出した声なのか、先生に当ててもらうゲームをするのもよいでしょう。
さらに、お友達とも同じようなゲームをやりましょう。特に家に遊びに来てもらってするとよいでしょう。そして、この遊びが出来そうな学校の教室へと、場所を移していきます。その場合、娘さんがすでにささやき声で話せる相手といっしょに遊ぶとよいでしょう。小さなささやき声から、より大きな声で話せるようになるために言葉で合図してあげる
(訳者注:「ん?何って?」「え?今なんて言ったの?」などと聞こえなかったことを知らせるためにさりげなく聞き返す)のも有効な方法です。 また、お友達といっしょに「言葉の橋渡し役(訳者注:例えば人形)」を用いるのもよいでしょう。近くからささやく状態から、徐々に距離を伸ばしていきます。
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