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私は9〜12ヶ月間の薬の使用をお勧めしています(子どもが話し始め、社会的場面でも気楽に感じれるようになってからの期間です)。子どもが幼ければ幼いほど、通常は薬物療法の期間も短くなります。例えば、あなたのお子さんは5歳なので、行動療法と薬物療法を併せて行い、飛躍的に改善しているとすれば、おそらく9ヶ月間の服薬で十分でしょう。
付け加えますが、不安を下げ対処スキルを身につけるために、行動療法なしで薬を使われている場合は、薬を止めれた後に不安が戻ってきてしまう可能性があります。お子さんが生きていく中で、様々な不安状況を切り抜けるための「対処スキル」を身につけるべく、今行動療法をしていく必要があります。 SMG~CANの研究では、様々な形態の行動療法とお薬を併用した子ども達の方が、薬服用のみの子ども達よりも、服薬を中止してからの状態がよいことがわかっています。
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