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まず、娘さんはプロザックを服薬されているとのことですが、行動修正法は行っておられますか?もしもされていないなら、お薬だけでは最大の効果を引き出しことはできません。また、プロザックによる多動は起こりうることなので、もうしばらく様子を見られてはいかがでしょうか。多動などのほとんどの副作用は数週間か2,3ヶ月でおさまるはずです。娘さんはプロザック10
mgを服用されるようになってから、まだ 2ヶ月あまりです。他の複数の理由からも、私はお薬を変えることには賛成できません。
(訳者注)年令、薬の効き目、不安の高さによって異なるが、プロザック(日本で未承認薬)は通常処方量5 mg 〜20 mg/1日(ゾロフトの通常の処方量は
〜25 mg/1日)。
以下は、ゾロフトの処方量と同じで、1.25 mg〜2.5mgから開始し2〜4週間ごとに1.25 mg〜2.5mgずつ増量。
6歳〜12歳なら最大量10mg(13歳以上なら最大量15〜20mg)。
この最大量をこえて処方することになる場合もまれにある(E.
Shipon-Blum(2006)Medication in the Treatment of Selective Mutism CD-RomのPDF
Handoutsより要約)
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