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他の医師が行った薬の処方について、私が判断を下すことはできませんが、確かに書かれている薬の量は納得しがたく感じます。これはあくまで私独自の方針、方法によりますが、まだ幼いお子さんには、量が多く増やし方も早すぎるのではないかと思われ、「脱抑制(だつよくせい)(訳者注)」が心配されます。
脱抑制というのは、抑制がとれてあまりに「自由」になりすぎ、考えていることを何でもやったり言ったりすることです(例えば、衝動的な行動、扱いにくさ、無鉄砲さ、型破りな大胆さ等)。さらに、副作用としては、多動や不眠、腹痛、悪夢、夜尿、睡眠の乱れなどが起こり得ます。
多くの親が子どもの変化をかなり早い時期に報告しています。私の経験上、子どもの年齢が低ければ低いほど変化が早く現れるようです。お子さんの行動と副作用に気をつけ、注意深く見守ってあげてください。
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