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子ども病院医療センターに勤める臨床児童心理士で、Kと申します。この地域で場面緘黙を治療している援助者は少なく、私が他の不安障害の子どもを多く診ているためか、最近は場面緘黙の子どももよく照会されてくるようになりました。私は、認知行動療法(CBT)が専門ですが、対人過敏を伴う感覚統合障害(SID)の概念も活用して治療にあたっています。
保護者の多くの方が薬物療法にかなりの抵抗を示されます。私は場面緘黙への薬物療法について十分な基礎的知識がないため、あまり自信を持って精神科医受診をお勧めすることができていません。資料やこのサイトの情報には目を通してきましたが。セラピーに加える治療選択肢の一つとして保護者にお薬を検討していただくためには、どのようにお話すればよいのでしょうか、先生にそのモデルを示していただけると嬉しく存じます。
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