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6歳になる娘がいます。最近、場面緘黙を専門とする音声言語病理学の専門家に娘をみてもらっています。その先生に自宅に来てもらい、K子の様子をみていただいたところ、彼女の判断ではKは場面緘黙で、その症状が表れているようだと言われました。
その先生から「緘黙児は自分がしていることをちゃんとわかっている」と聞いたのですが、先生の言葉がとても気になっています。先生は、緘黙児はすべてをコントロールしたいと思っていて、保護者には受け入れ難いかもしれないが、非常に操作的な子どもだと言われるのです。
不安からくるもので意図的ではないとはおっしゃるのですが、娘は操作的に見えませんし、どうも納得がいきません。その先生は場面緘黙についてお詳しいようで、個人所有のDSM-W(米国の精神疾患の診断・統計マニュアル)を見せてくださるなど、場面緘黙に関する最近の情報もお持ちだと思うのですが。
今でもよくわかりません。私が防衛的になっているのでしょうか・・・。場面緘黙について肯定的な面も否定的な面も受け入れたいのですが、K子が最も困難な状況にいるときの様子からは、操作やコントロールしているのはなく、恐怖や心細さ、不安で緘黙しているとしか思えないのです。いろんなことを学んでいきたいと思っていますが、私の直感では、子は意識的に緘黙しているとはどうしても思えません。エリザ先生、どうか私の理解を助けてくださいませんか。私は場面緘黙の否定的部分をなぜ理解できないのでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。
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